アウトドア キャンプ小話

ファミリーキャンプをはじめて良かったこと。

2023年6月23日

我が家は、私と夫、息子(8歳)の3人家族で、ごくフツーの家庭だと思ってます。

そんなフツーの我が家がキャンプに行くようになって良かったと思うことをご紹介します!

共通の話題(キャンプの話)で盛り上がれるようになった

キャンプを始めるまで、家族共通の趣味というのは我が家にはなかったんです。

大抵の休日はそれぞれがゲームをしたり、テレビを見たり、家族で出かけても買い物に行く程度。

たまに遠出したり、イベントへ出向いたり、年に1、2回泊りがけで旅行へ出かけたり。

夏に川辺でデイキャンプなんかはしてたかな。

しかも息子はインドアなので、野球やサッカーなどのスポーツチームにも入りたがらず、練習や応援なんかに行くこともありません。何度も勧めたりしてみたんですけどね。

それがいざファミリーキャンプデビューしてみると、アレが楽しかった、コレがやりたかった。次はどこに行こうか、何を食べようか。

「キャンプ」という共通の話題が出来ただけで、家族の会話がすっごく増えたんです。

キャンプに行く前は、どんなキャンプにするかで盛り上がり、帰ってからは反省会で盛り上がり。それがすごく楽しいんです。

家族の絆がすっごく深まって、それがほんとーにキャンプはじめて良かった!と思えることナンバーワンです!

息子が自然の中で遊びを見つけるようになった

子どもってホントたくましいなと思います。遊びの天才って言いますけど、ほんとそう。

我が家はキャンプに行くときにゲーム(Switch)は持っていきません。Noゲーム。ダメ、絶対。

最初のうちは、時間を持て余して「たいくつーたいくつー」と文句を言っていましたが、頑なにNoゲーム。

テントの設営やごはんの支度など、大人が忙しい時、一人っ子で遊び相手がいない息子はさぞ退屈だったことでしょう。

さすがにチェックイン時間が遅い時は別ですが、基本的に設営は一緒にやるようにしています。それでも飽きちゃうのが子どもですが。

でもいつの間にか、自然の中で勝手に遊び道具を見つけて、一人遊びするようになっていました

あるときは落ち葉を拾ってお面を作ってみたり、ある時は木を並べて線路にしてみたり。アリの巣を見つけたりしています。(笑)

最近のブームはラジコンコースを作って走らせることのようで、ラジコンの腕もだいぶ上がってきてました。(自然の遊びじゃない?)

大人(主に私)のストレス発散ができるようになった

キャンプって、実はすごく心をリフレッシュさせる効果が高いんですって!

厳密には「キャンプ」ではなく「自然」と触れ合ったときに幸福度が上がったり、ストレスホルモンが減少したりするんだそうです。

千葉大学の研究によると、森の中でたった15分間静かに座っているだけで、ストレスホルモン(コルチゾール)の量が減少し、副交感神経の活動(リラックス度の指標)が55%も高まりました。

引用:BE-PAL たった0.2秒で幸福を感じる?科学でわかった「キャンプのスゴい効果」5選

そして私がキャンプにハマった理由のひとつ、焚き火の癒し効果も外せません。

キャンプ場の静かな夜に、パチパチと爆ぜる音を聞き、ゆらゆらと不規則に揺れる炎を見ながらぼーっとする…。

なんて贅沢な時間でしょうか。傍らにお酒があったりしたらもう心満意足。

焚き火好きな私は夜だけでなく、朝でも昼でも、キャンプに行くと四六時中焚き火しているのですが、ただぼんやり眺めているだけなのにリラックスできるのって、焚き火だけじゃないかしら。

ほんのちょっとだけ虫に強くなった

これはオマケみたいなもんですが。

虫嫌いの母子としては、キャンプの一番の懸念は虫だったわけです。当然虫のホームグラウンド「自然」の中にお邪魔するのですから、たくさんの虫との出会いは避けて通れません。

それがキャンプの数をこなすうち、対策もわかってきて(メッシュスクリーンとか時間とかいろいろ)だんだんと慣れてきました。

アブとかハチ、飛び回るデッカイ蛾なんかは今でも「ギャー!!」の対象ですが、コガネムシ的なやつとか、コオロギ的なやつとかはパパさんの活躍もあってだいぶ放置できるようになりました。

特にトイレでは、この虫は飛ばないから大丈夫、とか(笑)

虫嫌い、とゆうか恐怖症の方はお分かりだと思いますが、ギャーってなるのは止められませんよね。本当もうちょっとしたパニック。

我が家は主に飛び回る系の虫がダメなので、2ルームテントにしたのが一番効果的でしたけどね。ほんと、虫嫌いにはツールーム、最高よ!ほんとオススメ。

ファミリーキャンプをはじめて悪かったこと

ついでに悪かったことを挙げてみます。

思ったよりお金かかってた

キャンプ道具一式を揃えるまでにはある程度まとまって必要ですが、なんやかんやでちょいちょい買ったりするので想像していたよりもお金かかってます。

キャンプの道具ってイチイチ高いんですよね。ちょっとカッコイイとかオシャレとか、そうゆうのってほんと高い。

うちはコスト重視なので中国製とか韓国製とか100均とか随分お世話になってますが、最初に買いそろえたギアもちょっとずつ買い替えたりしちゃうので、気付かないうちに(ほんとは気付いてるけど)けっこう使ってました。

私と夫の物欲対象が違うので、それも原因のひとつなのかも。

ぶっちゃけ帰ってからの主婦仕事がめんどくさい

キャンプで存分に楽しんだあと、帰ってから大量の洗濯物をやっつけたり、ごはんの支度するのはぶっちゃけめんどくさいです。

キャンプから帰宅後は、クーラーボックスの食材を片付けたり、寝袋を干したり、汚れたキャンプ道具を洗ったりなど割と大掛かりな後片付けが待っています。

その後さらに大量の洗濯物から晩ごはんなんて、もうカンベンしてというのが世の主婦の本音では。

キャンプ明けの仕事がしんどい

キャンプで癒されて帰った翌日の仕事はしんどいです。まじで。

心は癒されてますが、(もう若くないので)肉体が疲れてます。それでも頭では次のキャンプのことを考えてます。

そしてまた次のキャンプの予約をしてしまうのです(笑)

やっぱり始めてよかった!ファミリーキャンプ

準備も大変、設営も大変、帰ってからも大変。

それでもやっぱり他に代えがたい幸せを感じさせてくれるのがファミリーキャンプだと思います!

家族の思い出作り、自分の癒し、理由はなんであれ、とにかくキャンプに出かけましょう!行けばわかるさ!

おわり。